VENETO
ヴェネト州は、北にドロミテ渓谷があり、オーストリアにも接しています。南にはポー川が州の境になっており、東側のアドリア海に流れています。州都は、水の都ヴェネツィアです。
気候は非常に変化に富み、特にガルダ湖周辺の丘陵地帯は、気候が温暖でオリーブや柑橘類の栽培も行われています。北のコルティナ ダンペッツォはスキーなどのスポーツをする冬のリゾート地として知られています。
ロメオとジュリエットや、夏の野外オペラで有名なヴェローナの周辺には、ソアヴェ、バルドリーノ、バルポリチェッラなどの産地が散在しています。
ソアヴェは、イタリアを代表する白ワインですが、ガルガネーガ種から造られるさわやかな風味を持つ辛口ワインです。バルドリーノは軽口の若飲みタイプの赤ワイン、ヴァルポリチェッラは、ややボディがあり、フルーティな若のみタイプです。
ブドウを100日程度陰干しして、糖度を30%以上高めてから、低温で 30日位発酵させることによって独特の色と香りを作り出しているのが、レチョート デッラ バルポリチェッラ、さらに糖分が完全になくなるまで発酵を続けて、樫の木の樽で2年位寝かせると辛口で苦みのある風味豊かなアマローネができます。
トレヴィーゾを中心とする水の豊かなピアーヴェ川の周辺では、いくつかのD.O.Cワインが造られていますが、カベルネ、メルローなどフランスから第一次世界大戦後に移植されて定着したものです。最近は、プロセッコやシャルドネから造るスパークリングワインの生産も盛んです。
商工業の中心地でもあるヴェローナでは、毎年4月にイタリア最大のワイン市『ヴィニタリー』が開催されます。
観光で訪れるヴェネツィアの魚介料理も有名ですが、本当のところは、内陸部各地においしい地方料理がそろっています。代表的なものに、ホワイトアスパラガス、ラディッキオ ディ トレヴィーゾ、サラミ、カタツムリ、リジ・エ・ビジ、ビーゴリ、カズンツェイ、白ポレンタ、仔牛レバー、アズィアーゴやモンタージィオなどの山岳地帯で造られるチーズ、いろいろな種類のキノコなどたくさんあります。
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代表的な料理のコース例 |
相性の良いワインの銘柄例 |
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Baccala alla Vicenzina 干し鱈のヴィチェンツァ風 |
Bianco di Custoza ビアンコ・ディ・クストーツァ |
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Risotto Nero di Seppie イカスミのリゾット |
Soave Classico Superiore ソアヴェ クラッシコ スーペリオーレ |
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Carpaccio di Manzo 和牛肉のカルパッチョ |
VENEGAZZU Etichetta Nera ヴェネガッツ エチケッタ・ネーラ |
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Frittere di Mele リンゴのフリッテレ |
Recioto di Soave レチョート・ディ・ソアヴェ |
干鱈のヴィチェンツァ風
[材料]
- 干鱈 300g
- アンチョビー 2切れ
- ケッパー 10g
- 牛乳 500cc
- 小麦粉 少量
- オリーブオイル 適量
- フランスパン 8切れ
[作り方]
- 干鱈を2日間水に浸しもどしておく。
- 皮と骨をはずし、角切りにして小麦粉を少しまぶす。
- オリーブオイルで炒めて、牛乳、アンチョビー、ケッパーを加え、弱火で約1時間煮る。
- 冷ましてフードプロセッサーにかける。塩、コショウする。
- フランスパンを薄く切り、オーブンで焼く。鱈のペーストを上にのせる。
イカスミのリゾット
[材料]
- スミイカ 大 1パイ
- エシャロット 2個
- ニンニク 2片
- トウガラシ 1個
- ホールトマト 60cc
- 白ワイン 60cc
- 魚のだし 適量
- オリーブオイル 適量
- 米 240g
[作り方]
- スミイカの内蔵からスミを取り出す。
- エシャロットとニンニクをみじん切りにして、オリーブオイルで炒める。
- スミイカの足もみじん切りにして加え、米を加えさらに炒める。
- 白ワインを入れ少し煮詰める。
- ホールトマトと魚のだしを加える。
- スミを裂き、水でといて漉して加える。魚のだしを少しずつ加えながら煮ていく。
- 米がアルデンテに煮えたら、切ったスミイカを炒めてリゾットに加える。
和牛肉のカルパッチョ
[材料]
- 和牛ロース肉の薄切り 320g
- レモン 1/2個
- 卵黄 1個
- オリーブオイル 適量
- ニンニク 少量
- ルッコラ 適量
[作り方]
- ボールに卵黄、レモン汁、茹でたニンニクをすって入れ、オリーブオイルを少しずつ加えながら混ぜてマヨネーズを作る。塩、コショウで味をととのえる。
- 和牛ロース肉の薄切りをお皿に並べる。塩、コショウして、マヨネーズを全体に絞る。ルッコラをちらす。