TRENTINO ARTO ADIGE


トレンティーノ アルト・アディジェ州について

 

 トレンティーノ アルト・アディジェ州は、イタリアの最北端に位置し、ブレンネル峠を境にオーストリアとスイスに接しています。この州は、2つのことなる県に分かれています。北のアルト・アディジェは、ボルツァーノ市周辺からなる南チロル地方で、大半の人々が日常ドイツ語を話しています歴史的にはオーストリアの一部でもあり、現在も2か国語が公用語として認められています。南のトレント市を中心とするトレンティーノは、歴史的にも言語、文化のうえでもイタリアです。

 この州は、高くそびえるドロミテ山脈や、氷河の造った湖、奥深い森があり、ヨーロッパ中央部における人気のリゾート地のひとつになっています。

スキー客はいうまでもなく、登山客もやってきます。緑の山腹には、ゴシックやロマネスクの建築の残る村落があり、その美しい風光のなかで、リラックスする観光客も多いです。

 ワインは、アルプスに水源をもつアディジェ川沿いの渓谷でおもに造られています。冷涼な気候は、フルーティで切れ味のよい白ワインや、苦味の押しのきいているのが特徴の芳香豊かな赤ワインの生産にむいています。 

 白ワイン用のぶどう品種のほとんどは、フランスやドイツから移植されたものです。ピノ種や、最近注目を浴びているシャルドネ種は、この州において、優良なスプマンテになっています。リースニング種、ミュラー・トゥールガウ種、シルバーナー種、あるいはソーヴィニヨン種の白ワインも生産されており、その芳香と保存しておいてもフレッシュな味わいを失わない資質で評判をえています。

 赤ワイン用のぶどうのなかでは、スキアーヴァ種が、人気のあるカルダーロや、知名度の高いサンタ・マッダレーナの主力原料品種になっています。カベルネ、メルロ、ピノ・ネロのようなフランス品種、あるいはテロルデゴ、ラグレイン、マルツェミーノなどこの地独特の品種も、赤ワインの名声を高めるのに貢献しています。

 この州の料理は、イタリア系ヴェネツィア人とドイツ系チロル人の伝統を引き継いだ二つの料理が混ざりあっています。


トレンティーノ・アルト・アディジェ州の代表的な料理とワインの組み合わせ(例)

代表的な料理のコース例

相性の良いワインの銘柄例

Gelatina di Maiale

豚のゼリー寄せ

Pinot Bianco Alto Adige

ピノ ビアンコ アルト アディジェ

Gnocetti di Spinaci al Prosciutto

ハムとクリームのホウレン草入りニョケッティ

Terlaner Sauvignon

テルラーナー ソーヴィニョン

Vitello in Padella con Patate

仔牛肉とポテトのソテー

Teroldego Rotaliano

テロルデゴ ロタリアーノ

Torta di Ciocolato

チョコレートケーキ

Trentino Vin Santo

トレンティーノ ヴィン サント

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◎Gelatina di Maiale

 豚のゼリー寄せ

[材料]

[作り方]

  1. 香味野菜と一緒に豚を約3時間弱火で煮る。豚を取りだし細長く切る。
  2. 煮汁を漉して火にかけ煮つめる。
  3. 半分の量のタマネギとニンニクのみじん切りをオリーブオイルで炒める。
  4. 白ワインビネガーを加え少し煮る。
  5. 豚と合わせ、イタリアンパセリのみじん切りと煮汁を加えテリーヌ型に入れ、冷蔵庫に一晩入れる。
  6. テリーヌ型から出し1cm位の厚さに切りお皿にのせ、白ワインビネガー、オリーブオイル、粒マスタードでドレッシングを作りかける。ゆで卵のみじん切りを全体にふる。

◎Gnocetti di Spinaci al Prosciutto

 ハムとクリームのホウレン草入りニョケッティ

[材料]

[作り方]

  1. ほうれん草を茹でて、よく絞りみじん切りにする。
  2. 小麦粉、卵、水約60ccをまぜあわせる。
  3. 沸騰したお湯の中にまぜあわせた生地を入れ、上にあがってきたらすくい冷水に入れる。そして水分をきる。
  4. 鍋にバターを入れ、ロースハムをいためて白ワインを加え煮つめ、生クリームを加える。
  5. ニョケッティを加え和え、パルミジャーノを加えて、味を整える。 

◎Vitello in Padella con Patate

 仔牛肉とポテトのソテー

[材料]

[作り方]

  1. ポテトをきれいにあらい、皮つきのままゆでる。茹で上がったら、皮をむき、輪切りにする。
  2. タマネギのみじん切りをいためて、ポテトを加え、さらに色がつく程度に炒める。
  3. 別の鍋で仔牛肉を炒め、マジョラムと炒めたポテトを加えまぜあわせる。
  4. スーゴ ディ カルネを加え、味を調節して、最後にバターを加える。


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